連帯保証人について

不動産情報
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不動産屋で契約する時には、連帯保証人が必ず必要となります。

この連帯保証人は、契約者がお金を払えなかった時にお金を立て替える人と思っている方が多いですが違います。

それは保証人と言います。保証人と連帯保証人はまったくの別物です。

言い方を変えると、保証人と二人目の契約者という意味になります。

なのでオーナーさんは、賃料を契約と連帯保証人の同時に請求できる事となります。

とっても重要や人なので、連帯保証人の契約には【印鑑証明書】や【実印】が必要になります。審査が必要な会社の場合は、収入証明書や本人確認書類も必要となります。

この連帯保証人は誰ならOKか?

基本の形

  • お子様が契約書の場合は、収入のある両親のどちらか
  • お子様が未成年の場合は、契約者が母親で連帯保証人が父親になる場合がある
  • 基本的には、契約者からみて三親等以内
  • 年齢制限がある会社だと、60歳まで、65歳まで、70歳までなどルールがある
  • 収入や家賃の3倍の月収か、年間にかかる家賃の3倍の年収となる ※額面

収入審査は、公務員や上場企業ですと審査は緩いですが、自営業は厳しくなります。

審査によって、2倍~4倍などと収入の基準が変わる場合もあります。

 

連帯保証人で気を付ける事

保証するお金は、賃料だけではないです。

契約に係る全てを保証する事となります。

例えば、

  • 入居者が火災を発生させ建物を全て全焼させた ※火災保険の範囲外の場合
  • 水漏れを発生させ保険の範囲外の費用を請求させられた
  • 退去時のクリーニング代
  • 室内で自殺してしまった

このような費用も請求されます。わが子であれば連帯保証人になるのは大丈夫ですが、親族や兄弟などだと考える人が多いです。

 

連帯保証人がいない場合

保証会社という、法人が連帯保証人の代わりに保証してくれるサービスもあります。

大手から無名の会社まで数十社がこのようなサービスを対応しております。

初回費用:1.5万円~賃料の1ヶ月分

月額:0円~数千円

更新料:0円~賃料の1ヶ月分

条件:無し、クレジットカード作成、ポイントカード作成等

このような費用で利用ができます。この更新料とは、賃貸の更新料とは別なので、賃貸の更新料は別途発生します。

保証会社の注意

クレジット会社系:ジャックス、アプラス、オリコ等

は信用情報機関に係る契約となります。万が一、支払いが遅れてしまうとクレジットカードの滞納と同じで審査に傷がつきます。信用情報に傷がつくと元に戻すまでに数年かかる事もあります。また、住宅ローンや審査基準の高いクレジットカードなどが作れなくなる場合もありますので、申込をする際には十分注意が必要です。

※学生専用の申込書もたくさんあります。学生申込みなら初回保証料が無料などもあるので、簡単に契約しがちですが、クレジットカードを作るのと同じくらい重要な契約なので必ず滞納や入金漏れがないようにしてください。

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