TV番組の影響で引越エリアを決めたり、家を決める学生さんは多いです。
そんな方は東大生にも少なくないです。
TV番組の注意
人気の家として取材で使われる家は、実は『人気ではない』家です。
理由は、人気の家は取材を受けるやり取りを行ってる最中に契約されたり、申込みが入ってしまいます。
なぜならTV番組の取材で利用する場合は、TV番組は無料で取材をするので利用料などは支払いません。
※映画撮影やドラマ撮影で長期間使用する場合は別※
基本的には、人気がなく、空きが続いているお部屋が取材で使用されます。
- 賃料が高い
- デザイナーズマンションだけど住みにくい
- 駅から遠い
- 初期費用が高い
このような条件がある事が多いです。
TV番組の注意2
この内容で『賃料5万円』などという相場よりも安い住宅など見た事ありませんか?
こんなに広くてこの賃料なら一人暮らしをして住んでみたい!って学生も多いはずです。
TV番組では駅からの距離や築年数は伝えても、構造や設備は伝えません。
まずTV番組で圧倒的に多いのは、木造や軽量鉄骨と言った共同住宅には不向きな壁が薄い物件です。
エレベーターやオートロックがないのは多いと思いますが、他にもゴミ捨て場が遠いとか、電車の走る音が聞こえるという条件が悪い事もあります。
※ゴミ捨て場の実例※
ゴミ捨て場が家から徒歩1分の場所にある。
そしてゴミ捨て場がある場所が町内会会長の家に隣接しており、ルールが細かい。
- 前日出しNG
- 当日○○時までに出すこと
- 分別されていないと持っていかれない
このようなルールが決められているので、一人暮らしではちょっとタイミングが合わないとゴミがどんどん溜まってしまう。
ある時、バルコニーにゴキブリが発生している事に気づき恐る恐る隣のバルコニーを除いたら、バルコニーがゴミ袋だらけであった。
結果、建物内にゴミが捨てられずバルコニーなどに一時的に保管したまま放置されており、虫が大量発生してしまった。
こんな話も聞いたことがあります。
家探しの心得
不動産屋は『今でしょ』と色々な理由を言って焦らせます。
- 他に申込書持って帰った人がいる
- 人気で問い合わせが多い
- 早く決めないと無くなってしまう
など様々なお話をし、申込みを迫ります。
こんな事に焦らないようにするためにも、引っ越しを考えている2~3ヶ月前からエリア決め、条件決めなどのために定期的に不動産屋に出向いたり問い合わせをしましょう。
TV番組で放送されるような家に食いつかず、しっかり住みたいエリアの相場で良い家を探してください。